@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00029410, author = {松川, 昌憲 and Matsukawa, Masanori and 松井, 杏樹 and Matsui, Anju and 韓, 承勲 and Han, Seunghun and 大屋, 藍子 and Ohya, Aiko and 武藤, 崇 and Muto, Takashi}, issue = {1}, journal = {心理臨床科学, Doshisha Clinical Psychology : therapy and research}, month = {Dec}, note = {注意欠如・多動症(Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder:以下,ADHD)は発達障害の1つで,不注意症状と多動・衝動症状がある。一般に発達障害にはスペクトラムがあり,診断が下されない場合でも発達障害の傾向を有している可能性がある。本研究はADHD傾向を有している大学生に対し,アクセプタンス&コミットメント・セラピー(Acceptance & Commitment Therapy:以下,ACT)がADHD傾向に与える影響について質問紙と行動指標の観点から検討することを目的とした。介入期間は3週間とし,対象者13人をZoomによる40分のACTの介入を4回行う実験群と,Zoomによる40分のADHD傾向についての話し合いを4回行う統制群に振り分けたのち,行動指標として日常生活における注意のさまよいの回数報告を介入期間中に求めた。同時にADHD尺度とマインドフルネス尺度の2つを質問紙調査として実施した。質問紙調査は1回目のZoomによるセッション前と介入期の最後にあたる5回目のZoomによるセッション時,さらに介入期間終了後約1カ月後の計3回にわたって両群に実施された。その結果,ADHD傾向については時期による改善が示された。一方で,マインドフルネスにおいては時期による変化は見られなかった。また,行動指標については統計的に有意な変化は見られなかった。このことから,本研究でのACTの介入がADHD傾向に与える影響を示すことはできなかった。また,本研究では実験参加者が少ないことが限界点として挙げられ,自己開示的な側面をより多く含んだACTの介入プログラムの効果検討が必要であることが示唆された。, 研究論文, application/pdf}, pages = {17--28}, title = {アクセプタンス&コミットメント・セラピーがADHD傾向をもつ大学生に与える影響}, volume = {12}, year = {2022}, yomi = {マツカワ, マサノリ and マツイ, アンジュ and ハン, スンフン and オオヤ, アイコ and ムトウ, タカシ} }