@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00029409,
 author = {星野, 美奈 and Hoshino, Mina and 山本, 雅哉 and Yamamoto, Masaya and 肥田, 乃梨子 and Hida, Noriko and Ishikawa, Shin-ichi and 石川, 信一},
 issue = {1},
 journal = {心理臨床科学, Doshisha Clinical Psychology : therapy and research},
 month = {Dec},
 note = {本研究の目的は，通級指導教室において電子版メンタルヘルス予防プログラムを個別実施し，その有効性と適用可能性の検討を行うことであった。当プログラムは認知行動療法とポジティブ心理学に基づく全12回の授業で構成されている。本研究では学校側の指導カリキュラムとの兼ね合いにより4回のプログラムを実施した。また，プログラムの選択は対象児童による自由選択とした。通級指導教室に通う小学校6年生の男児1名を対象に週に1回のペースで通級指導の授業時間45分の中の20分から25分間を使って行われた。プログラム介入前後に対象児童の在籍する通常学級担任教員1名に対して児童の社会的スキル，強みと困難度に関する質問紙の回答を求めた。また，第4回授業終了後にプログラムの仕様に関するアンケートを通級担当教員である第二著者1名と対象児童に実施した。その結果，通常学級担任教員の評価に基づく対象児童の強みの増加と困難度の低下については効果が見られなかったが，社会的スキルにおいて介入前後で得点の増加が見られ，RCI (Reliable Change Index) 得点からも臨床的有意性が示された。また，電子版プログラムの実施や個別指導での実施に関して，対象児童と通級担当教員から肯定的な評価が得られた。本研究によって電子版メンタルヘルス予防プログラムを個別指導において活用可能であることが示唆された。今後は，指導者と研究チームの独立性を確保するために，複数の学校に協力を要請し，電子版プログラムと個別的介入における有効性の検討を重ねていく必要がある。, 研究論文, application/pdf},
 pages = {3--15},
 title = {通級指導における児童に対する電子版メンタルヘルス予防プログラムの適用可能性の検討},
 volume = {12},
 year = {2022},
 yomi = {ホシノ, ミナ and ヤマモト, マサヤ and ヒダ, ノリコ and イシカワ, シンイチ}
}