@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00028704, author = {津田, 菜摘 and Tsuda, Natsumi and Muto, Takashi and 武藤, 崇}, issue = {1}, journal = {心理臨床科学, Doshisha Clinical Psychology : therapy and research}, month = {Dec}, note = {本研究の目的は,精神疾患に対するスティグマに脱フュージョンを適応して,その効果を複数の指標を用いて多面的に検討することであった。介入は,1)脱フュージョン群,2)思考抑制群,3)統制群の3群設定し,介入前後と介入1か月後の3時点で効果を測定した。指標には,質問紙(ink スティグマ尺度)とPC課題(Functional Acquisition Speed Test; Single Category-Implicit AssociationTest)を使用した。その結果,全ての指標において,統制群と比較して脱フュージョン群,思考抑制群共に有意な差は認められなかった。しかし,Pre時点におけるPC課題と認知的フュージョンの間に相関が認められた。以上の点から,本研究で用いた脱フュージョンによる介入効果は不十分であり,スティグマ介入として用いるには今後改善の必要があることが示唆された。しかし,潜在的指標で測定されるスティグマ語に対する早く短い反応(e.g., 精神疾患と聞いた時,嫌な顔をする)の改善を目指すためには,認知的フュージョンにアプローチすることが有効である可能性があると考察された。今後の研究では,介入内容の改善を行った上で,潜在的指標に与える影響を検討する必要があることが示唆された。, 研究論文, application/pdf}, pages = {37--49}, title = {精神疾患に対するパブリック・スティグマへの脱フュージョンによる介入とFunctional Acquisition Speed Test (FAST) による効果測定}, volume = {11}, year = {2021}, yomi = {ツダ, ナツミ and ムトウ, タカシ} }