@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00027896, author = {川井, 圭司 and Kawai, Keiji}, issue = {2}, journal = {同志社政策科学研究, Doshisha University policy & management review}, month = {Feb}, note = {本稿では、スポーツ界の意思決定に着目し、その国際的動向について考察する。プロリーグでは、選手の移籍制限を中心とする取引制限をめぐって歴史的に多くの紛争を生んできた。選手側が競争法の観点あるいは取引制限の法理により、一方的な制限の効力を争ったのである。各国の裁判所はこうした制限は不合理であり、違法であるとの判断を下していった。その間に、労使間に団体交渉関係が構築され、労使間の交渉、そして合意に基づいて制度設計が図られるようになった。  他方、IOCでは、商業化を背景にスキャンダルが勃発し、「グッドガバナンス」をキーワードにした民主的な意思決定に向けた改革が実施されてきた。このように、プロリーグおよびIFにおいて、一方的な意思決定から、競技者の意向を反映する意思決定へとシフトし、2000年を境にスポーツ界の意思決定をめぐって、まさにパラダイムシフトというべき変化が起こった。こうした動向を背景に、日本スポーツ界における意思決定についてその現状と課題を考察している。, 新川達郎教授退職記念号, 退職記念論文(Article in commemoration of the retirement of Professor Tatsuro Niikawa), application/pdf}, pages = {27--39}, title = {スポーツ界におけるこれからの意思決定 : 国際的動向にみる「民主的」決定とグッドガバナンスの本質}, volume = {22}, year = {2021}, yomi = {カワイ, ケイジ} }