@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00027028, author = {吉川, 翔 and Yoshikawa, Sho and Muto, Takashi and 武藤, 崇}, issue = {1}, journal = {心理臨床科学, Doshisha Clinical Psychology : therapy and research}, month = {Dec}, note = {本研究の目的は,飲酒問題の重篤度によって,不安,抑うつや孤独感といった心理的関連因子と,アクセプタンス&コミットメント・セラピー(以下,ACT)関連因子に差があるかを探索的に調査することであった。本研究では,40-60歳の男女1,176名を飲酒問題の重篤度によって分類し,1)不安,抑うつ,孤独感などの心理的関連因子の程度に差が存在するのかまた,アルコール依存症に対してACT介入の効果が認められていることから,2)認知的フュージョン,マインドフルネス,価値に沿った行動の程度などのACT関連因子に差が存在するのかの2点について,WEB上で質問紙調査を行った。質問紙は,アルコール使用障害同定テスト(AUDIT),心理的関連因子に関して,不安・抑うつ尺度(HADS),孤独感尺度(UCLA.LS-3),ACT関連因子に関して,認知的フュージョン尺度(CFQ),マインドフルネス尺度(MAAS),価値尺度(VQ)をそれぞれ用いた。AUDITを用いて,対象者を正常飲酒群,多量飲酒群,危険飲酒群,依存群に分類した。その結果,正常飲酒群と依存群にはCFQ,MAAS,VQ(障害),HADSの項目において有意な差が存在することが明らかとなった(p<.001)。一方,依存群と危険飲酒群の間には全ての項目において有意な差が示されなかった。以上の結果は,非常に高い検定力を有する分析を用いたことから(1-β :.99以上),依存群と危険飲酒群の間に類似性や連続性を想定することが可能であると考えられる。今後の課題として,他の心理社会的関連因子の探索,回答の質の改善など,さらなる研究の必要性が示された。, 研究論文, 著者名の「吉」は「土」の下に「口」の置き換え, application/pdf}, pages = {3--13}, title = {アルコール関連問題に対するACT介入実施に向けた探索的調査研究 : 心理的関連因子に注目して}, volume = {9}, year = {2019}, yomi = {ヨシカワ, ショウ and ムトウ, タカシ} }