@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00026465, author = {城阪, 早紀 and Kisaka, Saki}, issue = {87}, journal = {同志社国文学, Doshisha Kokubungaku}, month = {Dec}, note = {本稿では、延慶本『平家物語』における動詞「なのる(名乗)」の使用の様相を、覚一本との比較から考察した。その結果として次の二点が明らかになった。一点目は、延慶本の〈名のり〉は「合戦場面で敵または味方に自身の名を告げる行為」と定義でき、それは覚一本の定義よりも広い、ということである。延慶本の〈名のり〉は、敵だけではなく味方に対しても行われることから、合戦における源氏方の動向を一元的に描かず丹念に追おうとする姿勢が認められた。二点目は、延慶本における動詞「なのる(名乗)」の用い方である。たとえば、延慶本は法名を付す際には「なのる(名乗)」を用いないという、覚一本とは異なる用い方が認められた。, application/pdf}, pages = {1--15}, title = {延慶本『平家物語』における動詞「なのる(名乗)」 : 覚一本との比較から}, year = {2017}, yomi = {キサカ, サキ} }