@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00026095,
 author = {八谷, 勇斗 and Yatagai, Yuto and 中西, 陽 and Nakanishi, Yo and Ishikawa, Shin-ichi and 石川, 信一},
 issue = {1},
 journal = {心理臨床科学, Doshisha Clinical Psychology : therapy and research},
 month = {Dec},
 note = {本研究では，中学生に対する学級ベースの社会的問題解決訓練が抑うつに与える影響と抑うつの低減に寄与する媒介変数の検討を行った。167名の中学3年生を対象として，学校単位で106名を介入群， 61名を統制群に割り当てた。社会的問題解決訓練は，50分の授業時間を利用し，担任教師によって2回実施された。問題解決スキルのステップと抑うつの程度を測定するため，児童用社会的問題解決尺度とBirleson自己記入式抑うつ評価尺度を介入前後に測定した。時期×群の2要因の分散分析を行った結果，統制群において，解決策の案出の得点が有意に減少した一方，介入群において，そのような変化はみられなかった。また，介入前後の変化量を用いた相関分析を行った結果，いくつかの問題解決スタイルの間に正の相関がみられた。さらに，問題解決スキルのステップが抑うつの低減に与える影響については，衝動的・不注意型解決が，抑うつ症状の変化を有意に予測したものの，その影響は小さかった。以上の結果から，2回の社会的問題解決訓練による解決策の案出の減少の予防効果と，問題解決スキルの一部のステップが独立して抑うつの低減に寄与する可能性が示され，今後のプログラムの短縮化や洗練化につながる知見が得られた。, 研究論文, application/pdf},
 pages = {17--28},
 title = {中学生に対する社会的問題解決訓練が抑うつに与える影響と媒介変数の検討},
 volume = {7},
 year = {2017},
 yomi = {ヤタガイ, ユウト and ナカニシ, ヨウ and イシカワ, シンイチ}
}