@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00025096, author = {原田, 朋子 and Harada, Tomoko}, issue = {15}, journal = {同志社大学日本語・日本文化研究, Bulletin of Center for Japanese Language and Culture}, month = {Mar}, note = {形容詞には、連体修飾用法、連用修飾用法、終止用法の三つの用法があるが、全ての形容詞がこの三つの用法をそなえているとは限らず、量的な面にかたよりがあると先行研究において指摘されている。接尾辞「的」をそなえた形で現れるいわゆる形容動詞(ナ形容詞)には、この三つの用法がどのような割合でそなわっているのかが明らかにされておらず、日本語学習者にとっても、3用法を使いこなすことが困難である。そこで、本稿では、接尾辞「的」をそなえた形容動詞の三つの用法について計量的に傾向を分析した。その結果、全体的には、連体修飾用法が半数以上、連用修飾用法が3~4割程度、終止用法は極めて少ないことが明らかになった。さらに、三つの用法をそれぞれの角度から観察して初めて、分布の傾向別に、I連体修飾用法が半数以上で且つ連用修飾用法が少ないもの、Ⅱ連用修飾用法が比較的多く見られ且つ連体修飾用法が少ないもの、Ⅲ連体修飾用法と連用修飾用法が同程度見られるもの、Ⅳ終止用法が比較的多く認められるものという四つのグループに分類することが可能となった。そして、各グループに属する接尾辞「的」と結合した言葉にはどのようなものがあるか、例を挙げて示した。そのことにより、日本語教育の質の向上のためには、具体的にどのような語をどのような用法の例文により示せばいいかという一提言を行うことが可能となった。, 研究論文(Article), application/pdf}, pages = {17--37}, title = {連体修飾用法、連用修飾用法、終止用法の分布状況から見た接尾辞「的」の一考察}, year = {2017}, yomi = {ハラダ, トモコ} }