@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00025007, author = {津田, 菜摘 and Tsuda, Natsumi and Muto, Takashi and 武藤, 崇}, issue = {1}, journal = {心理臨床科学, Doshisha Clinical Psychology : therapy and research}, month = {Dec}, note = {本稿の目的は,1)これまでのスティグマ介入の研究動向を概観し,2)スティグマに対する介入の新たな方法として,アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)を適用した先行研究を概観し,3)これまで行われてきた当該のACTによる介入の効果検証の問題点とその改善策を提示することであった。精神疾患に対するスティグマは,これまで専門的な支援を受けることを妨げる(吉岡・三沢,2012)などの理由により数多く研究されてきた。しかし,スティグマ減少のためにこれまで使用されてきた主な方法である,「教育,接触,抗議」の3種類では,その効果が小さく,かつ一時的であることが問題視されている。そこで,本稿では,新たなスティグマ介入の方法として,ACTが利用された先行研究を示した。ACTによるスティグマ介入とは,自身のスティグマに気づき,それとの距離のとり方を検討する方法である。教育的介入と比較してACTによる介入のほうがスティグマ減少の効果があることが示された(e.g., Hayes et al., 2004;Masuda et al., 2007)。さらに,ACTが利用された先行研究の問題点として,その効果の測定方法について検討した。これまでの研究では質問紙などの顕在的尺度が多く利用されてきた。しかし,実験参加者の意図を介さない潜在的な尺度を利用していくことで,より正確なスティグマの変化を測定していくことができることが示唆された。, 研究動向, application/pdf}, pages = {65--75}, title = {精神疾患に対するスティグマへのアクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)による介入の可能性}, volume = {6}, year = {2016}, yomi = {ツダ, ナツミ and ムトウ, タカシ} }