@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00024167, author = {今堀, 美樹 and Imahori, Miki}, issue = {65}, journal = {キリスト教社会問題研究, The Study of Christianity and Social Problems}, month = {Dec}, note = {竹内愛二がその代表的な著書『ケース・ウォークの理論と実際』を出版した1938年は、近衛文麿内閣が「東亜新秩序声明」を出した年であり、『社会的基督教』誌上において「東亜協同体論」が中島重をはじめ会員諸氏により声高に主張し始められた年でもあった。竹内は1930年に留学先のアメリカから帰国してすぐ、中島らによる宗教思想運動「社会的基督教」に共鳴してその活動に加わり、1938年当時は中島の片腕とも称されるほどの活躍をしていた。小倉襄二は、『戦時下抵抗の研究-キリスト者・自由主義者の場合-』に掲載された「キリスト教社会事業の論理-厚生事業体制と「抵抗」の問題-」という論稿において、戦時下における竹内の発言を取り上げ、「時代への迎合と不必要なまでの状況肯定、抵抗の完全不在」というように厳しく批判した。そうしたなか、本論の目的は、竹内が戦時下に『社会的基督教』誌上で「東亜協同体論」を提言していくなかで、竹内がケースワーク論の基盤となる思想をどのように探求したかを明らかにすることである。, 研究ノート(Note), application/pdf}, pages = {79--121}, title = {『社会的基督教』誌にみる「東亜協同体」論の検証 : 竹内愛二の戦時下における思想探求をめぐって}, year = {2016}, yomi = {イマホリ, ミキ} }