@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00023125, author = {神田, 靖子 and Kanda, Yasuko}, issue = {2}, journal = {同志社大学留学生別科紀要, Bulletin of Center for Japanese Language Doshisha University}, month = {Dec}, note = {「顰蹙を買う」や「影響を与える」のような「語結合」は慣用句と一般的語結合との中間に位置するものとして「機能動詞結合」と呼ばれる。その中には語結合全体の意味として,その構成動詞が他動詞であっても他動性を持たないものがある。「AヲBスル」という構文をとる機能動詞結合について言えば,その他動陛は,構成素としての名詞と動詞の性質によって決まる。すなわち(1)「動作主体Xが対象YニAヲBスル」の構文をとるものは他動性が強い。(2)「Yニ」をとらないものは動作主体X自身の意図的行為を表すものが多いが,Aに否定的評価を持つもの,あるいは心理作用を表す名詞がくる場合は他動性は弱い。(3)Aが動作主体自身の所有あるいは動作主体に属する場合は「再帰構文」となり,他動性は弱い。, application/pdf}, pages = {55--73}, title = {機能動詞結合とその他動性をめぐる覚書}, year = {2002}, yomi = {カンダ, ヤスコ} }