@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00022660, author = {梶原, 雄 and Kajiwara, Yu}, issue = {12}, journal = {同志社大学日本語・日本文化研究, Bulletin of Center for Japanese Language and Culture}, month = {Mar}, note = {韓国人日本語学習者(以下、韓国人学習者)は、日本語学習の初期段階で仮名にハングルを併記することがある。聞き取った日本語の音声を、一旦韓国語の音韻体系、文字体系に適合させ、それを見ながら日本語に似せて発音していると考えられる。しかし、このような過程を経ることによって、本来の日本語の音とは違う音として再現される恐れがある。そのため本稿では、韓国人学習者が日本語を勉強する際に、仮名をハングルで表記し発音していること、また、その後もハングル表記に起因する誤用が繰り返されるということを前提に、現在韓国で制定されている「仮名のハングル表記法」を基に、仮名とそれに対応するハングル表記について、音声学的、音韻論的な観点から比較した。その結果、ハングルで表記すると他の仮名と混同する場合や、ハングルで表記できない日本語の音があることが明らかになった。次に、実際に韓国人学習者たちは、聞き取った日本語の音をどのようにハングルで表記するか調査を行った。その結果、長音、撥音、促音などの特殊音や、清音と濁音、母音の無声化で相違があった。このような表記で実際に日本語として発音した際、日本語らしさを失ってしまうほか、誤用が定着し化石化する恐れがある。そこで、ハングル表記を利用しどのような発音指導、発音矯正が可能かについて論じた。, 研究ノート(Note), application/pdf}, pages = {163--184}, title = {韓国人日本語学習者への発音指導に関する一考察 : 日本語のハングル表記を活用して}, year = {2014}, yomi = {カジワラ, ユウ} }