@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00022583, author = {Kaneda, Shigeo and 金田, 重郎 and 井上, 怜 and Inoue, Rey and 柴野, 直人 and Shibano, Naoto}, issue = {2}, journal = {同志社政策科学研究, Doshisha University policy & management review}, month = {Mar}, note = {我が国では,世界に先駆けて,家庭用燃料電池「エネファーム」が多くの住戸に導入されつつある.しかし,燃料電池の動作は複雑であり,その導入効果は,簡単な方法では分からない.燃料電池の導入効果を評価する簡明な手法が望まれる.そこで,本稿では,最新鋭の家庭用燃料電池である固体酸化物形燃料電池(SOFC)の動作特性に着目し,燃料電池の発電力と消費都市ガス量,あるいは,発電量と沸いたお湯の量の間の関係を,簡単な線型近似式で近似する.線形近似式で近似できることは,以下のことを意味する.(1) 総都市ガス量消費量や総湯沸かし量は,総電力量だけから概算可能.時間的にどの時点で稼働を上げるかという運転履歴は無関係.(2) 家庭用燃料電池では,出力電力が大きいほど効率が上がる.市販の固体酸化物形燃料電池 (SOFC) の実測データに基づいて,線型近似式を作成した.その結果,家庭用燃料電池導入による光熱費削減効果は,ガス会社が設定している,家庭用燃料電池専用の都市ガス料金制度に依存していることが示された.また,年間1.3[トン] 1.4[トン] とされている,家庭用燃料電池による二酸化炭素(CO2)排出量の削減効果についても,あくまでも石炭火力を含む,火力発電に伴う二酸化炭素(CO2)排出量を基準としたものであり,原子力発電が再稼働した状況では,必ずしも,成立しないことが示された., 論説(Article), application/pdf}, pages = {41--58}, title = {家庭用燃料電池(SOFC)導入効果に関する近似分析}, volume = {15}, year = {2014}, yomi = {カネダ, シゲオ and イノウエ, レイ and シバノ, ナオト} }