@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00022581, author = {足立, 光生 and Adachi, Mitsuo}, issue = {2}, journal = {同志社政策科学研究, Doshisha University policy & management review}, month = {Mar}, note = {Ross(1976)等によれば、デリバティブによって理論的に市場は完備されることになるが、現実の市場でデリバティブ取引が停止した場合、現物の価格形成メカニズムあるいは投資家のポートフォリオ保有行動にどのような影響を与えるのだろうか。本稿では2012年8月のデリバティブ取引停止措置時を例にとり、現物の価格形成について業種ごとの検証ならびに業種間の検証を行った。最初に、業種ごとの検証にはイベント・スタディの手法を拡張し、33業種の業種別株価指数のTickデータを対象として、システム障害ならびにデリバティブ取引停止措置の2種類のイベントそれぞれで分析した。この結果、業種ごとのイベントへの反応を明らかにした。次に、業種間の検証にはイベント・スタディで得られた情報を応用して、両イベントへの反応度の高い業種別株価指数の相関を再検証したところ、デリバティブ取引停止措置によって業種別株価指数間で相関係数が上昇したことが明らかになった。そこでGranger因果性検定を行った結果、因果関係の存在可能性の高い業種間株価指数間についてはインパルス応答分析による検証も行った。, 論説(Article), application/pdf}, pages = {1--26}, title = {デリバティブ取引停止措置が株式市場の価格形成に及ぼす影響 : 2012年8月の事例より}, volume = {15}, year = {2014}, yomi = {アダチ, ミツオ} }