@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00022376, author = {古田, 克利 and Furuta, Katsutoshi and 藤本, 哲史 and Fujimoto, Testsushi and 田中, 秀樹 and Tanaka, Hideki S.}, issue = {1}, journal = {同志社政策科学研究, Doshisha University policy & management review}, month = {Sep}, note = {本研究の目的は、ソフトウェア技術者の能力限界感に焦点をあて、(1)実証データを用いて年齢層別の能力限界感の実態を明らかにし、(2)能力限界感に影響を及ぼす要因を探索的に検討すること、である。さらに、技術的な能力限界を感じている状態のことを技術者のキャリア・プラトーの一現象と捉え、キャリア・プラトー論に依拠した分析モデルを構築し、検証を試みた。その結果、次の4点を明らかにした。第1に、能力限界感を感じる技術者の割合が、加齢とともに高まることである。第2に、技術者が能力限界感を感じる理由として、「業務に追われ専門性向上が図れない」ことを最も多くあげていた点である。しかし、40歳以上の年代層に限ると、その理由は「技術の進歩に能力がついていけない」が最も多くなり、年代による違いの存在が明らかになった。第3に、技術者の能力限界感に対する、専門職志向と年代の交互作用効果が生じることである。これは、専門職志向であることが、加齢に伴う能力限界の知覚を促進することを示唆する。第4に、職場の革新風土が、技術者の能力限界感に負の影響を及ぼすことである。実践的示唆として、ソフトウェア技術者の能力限界感を抑制するための方策の一つとして、「仕事や研究に関して議論をする機会」があり「失敗やリスクを恐れず」「業務以外のテーマに取り組むことが許される」職場の革新的風土を政策的に作り上げることがあげられる。, 論説(Article), application/pdf}, pages = {29--43}, title = {ソフトウェア技術者の能力限界感の実態と要因に関する実証研究}, volume = {15}, year = {2013}, yomi = {フルタ, カツトシ and フジモト, テツシ and タナカ, ヒデキ} }