@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00022062, author = {茂本, 由紀 and Shigemoto, Yuki and Muto, Takashi and 武藤, 崇}, issue = {1}, journal = {心理臨床科学, Doshisha Clinical Psychology : therapy and research}, month = {Dec}, note = {本稿では,心理療法の中でも,American Psychological Association(APA)においていくつかの精神疾患に効果があるとされているアクセプタンス&コミットメント・セラピーの6つのコア・プロセスの1つである脱フュージョンのアナログ研究に焦点を当てて,検討を行った。まず,脱フュージョンの実証研究について整理した。その結果,現状の研究では,脱フュージョンのメカニズム研究における研究の視点が混在していることが判明した。そこで,今後の脱フュージョンのメカニズム研究として,(1)脱フュージョン・エクササイズの要素を分析し,要素ごとに分類,(2)その要素がどのような機能を有しているかを検討するという新しい脱フュージョンのメカニズム検討の流れが必要であることが提案された。このメカニズム検討の流れを用いて,脱フュージョン・エクササイズが有する要素を6つ抽出し,その要素を基にエクササイズを分類した。そして,この分類から,脱フュージョン・エクササイズの要素が「刺激の嫌悪性の低減」と「行動の制御主体に関するルールの低減」という機能を有していることが推察された。最後に,これらの分類をまとめ,今後の脱フュージョンのメカニズム研究の指針を示した。, 研究動向, application/pdf}, pages = {81--91}, title = {脱フュージョン・エクササイズに対するアナログ研究の現状とその課題}, volume = {2}, year = {2012}, yomi = {シゲモト, ユキ and ムトウ, タカシ} }