@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00022055, author = {Ishikawa, Shin-ichi and 石川, 信一}, issue = {1}, journal = {心理臨床科学, Doshisha Clinical Psychology : therapy and research}, month = {Dec}, note = {本研究の目的は,中学生を対象として自己陳述と不安症状,抑うつ症状の関連を検討することであった。本研究では中学生751名を対象に分析を行った。確認的因子分析の結果,児童用自己陳述尺度(CSSS)は,小学生版と同様に「ポジティブ自己陳述」と「ネガティブ自己陳述」の2因子40項目から構成されることが明らかにされた。また,CSSS の高い再検査信頼性,内的整合性が示されるとともに,仮説通り「ネガティブ自己陳述」の下位尺度のみ認知の誤りとの間で相関がみられた。最後に,階層的重回帰分析を行ったところ,年齢や性,および抑うつ症状を統制しても,「ネガティブ自己陳述」から不安症状へ有意な正の回帰係数が得られた。一方,抑うつ症状については,年齢や性,不安症状を統制した上で,「ネガティブ自己陳述」からの正の有意な回帰係数が有意であるとともに,「ポジティブ自己陳述」からの負の回帰係数が得られた。以上の結果を踏まえ,中学生における自己陳述についての発達的考察,および臨床的有用性の議論がなされた。, 研究論文, application/pdf}, pages = {3--13}, title = {中学生における自己陳述と不安症状・抑うつ症状との関連}, volume = {2}, year = {2012}, yomi = {イシカワ, シンイチ} }