@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00021593, author = {水島, 洋平 and Mizushima, Yohei}, issue = {1}, journal = {同志社政策科学研究, Doshisha University policy & management review}, month = {Sep}, note = {本稿の目的は、男性規範の呪縛のなかで男性家族介護者が抱える介護役割遂行の困難さを、男性性と男性のコミュニケーション特性の視点から考察することにある。男性家族介護者は、伝統的な男性規範によって行動や考え方が縛られることで、他者との「関係性」や「親密性」を構築・維持することが困難な状況に置かれており、そのことが地域関係や社会関係の縮小につながっていると推測される。本稿では、男性規範の呪縛のなかで男性家族介護者が抱える介護役割遂行の困難さを、男性性と男性のコミュニケーション特性の視点からアプローチするために、まず、男性性の特質と男性のジェンダー役割について論じた。次に、伝統的な男性規範だけではなく男性のコミュニケーション特性も、男性家族介護者の介護役割遂行に困難をきたしているのではないかという問題意識の下、男性のコミュニケーション能力の形成要因に焦点をあて、男性のコミュニケーション特性を3つの観点から整理した。そして、男性家族介護者の先行研究のなかから、男性性と男性のコミュニケーション特性に関わる論点の整理と考察を行なった。最後に、男性性と男性のコミュニケーション特性の影響のために、地域関係や社会関係が希薄になりがちな男性家族介護者の社会的孤立を防ぐための支援策として、アサーション・トレーニング(assertion training)を提案した。, 研究ノート(Note), application/pdf}, pages = {61--69}, title = {男性家族介護者の介護役割と男性性}, volume = {12}, year = {2010}, yomi = {ミズシマ, ヨウヘイ} }