@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00021552, author = {小田切, 康彦 and Kotagiri, Yasuhiko}, issue = {1}, journal = {同志社政策科学研究, Doshisha University policy & management review}, month = {Jul}, note = {本稿では、行政とNPOの協働事業の質や水準が実際にいかなる指標によって計測できるか、という観点から、両者の協働事業のプロセスおよび職員満足度を指標に用いて分析を試みた。具体的には、近年、自治体が協働事業の評価に用いているプロセス指標、そして事業の現場に携わる担当者の職員満足度を、協働の質を測るための指標として設定し、どのような条件においてそれらの質(指標)の差異が確認されるか、議論を行った。プロセス指標を被説明変数とする重回帰モデル、および職員満足度を被説明変数とするロジスティック回帰モデルを作成し、変数間の関連性を分析した結果、興味深い知見が得られた。第1は、協働のフレームで実施された事業は、よりマネジメントが意識されたプロセスがとられており、同時に職員満足度も高い傾向がみられた点、第2は、そうしたマネジメント・プロセスがとられた事業は、職員満足度も高い結果となった点である。これらの知見は、協働によるマネジメント・プロセスに基づき事業が実施されたときに、事業担当者の受益者へのサービス性がより意識されることを意味している。これは、協働の質を計測する論点においては、非常に重要である。なぜなら、マネジメント・プロセスの充実度と職員満足度の関連性は、両指標を用いてサービスに対する受益者の評価結果が推察できる可能性を示すが、それは同時に、受益者からの評価を重視した場合の「協働事業の質」に接近できる可能性も意味するからである。, 論説(Article), application/pdf}, pages = {25--34}, title = {行政-NPO間の協働事業における質の設定と計測に関する分析}, volume = {11}, year = {2009}, yomi = {コタギリ, ヤスヒコ} }