@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00020792, author = {窦, 少杰 and Dou, Shaojie}, issue = {81}, journal = {評論・社会科学, Hyoron Shakaikagaku (Social Science Review)}, month = {Nov}, note = {経済の高度発展期に入っている中国の裏面には様々な矛盾や問題が出てきており、社会安定と経済発展の脅威となってきている。小論では、労使関係問題を取り上げ、中国の国有企業の経営から、主に改革開放期の労使関係の特徴をまとめた。中国の計画経済期の労使関係の特徴を一言で言うと、「不在の存在」である。しばしば中国は社会主義国であるため、労使関係は存在しないと言われていたが、現実を見ると、計画経済期の中国にしても、「工会」が労働者の利益を代表して経営側(企業行政)と違う立場になっている時期もあり、労働者と経営側、国家の利益関係の論争もあった。そして、「武鋼紛争」のような大きな労使紛争も起こっていた。中国の改革開放期の労使関係の特徴は、「存在の不在」になる。この点について、小論は(1)改革開放以降の中国の「工会活動」;(2)労働契約制度・集団契約制度の導入;(3)「下崗職工」問題・「主人公」・労働争議;(4)経営参加、この四つの方面から中国の工会の活動や労使関係の現状などを分析した。中国の工会は難しい立場に立っている。小論の最後で労働者が自発的に集まって作った労働組合の登場を提言として書いてたが、労働組合を如何に再建するのか、労働組合の再建は中国社会にどのような影響を与えることになるかなど、今後の課題として研究しなければならない。, 研究ノート(Note), application/pdf}, pages = {91--127}, title = {改革開放期の中国における労使関係の展開 : 中国の国有企業の経営からみる中国の労使関係}, year = {2006}, yomi = {トウ, ショウケツ} }