@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00020676, author = {能口, 盾彦 and Noguchi, Tatehiko}, issue = {1}, journal = {言語文化, Doshisha Studies in Language and Culture}, month = {Aug}, note = {『ウェールズ・オペラ』とその改訂版『グラブ街オペラ』はフィールディングの初期劇作品で、ロンドン演劇界で十八世紀末まで幕間に演奏された『ロースト・ビーフ讃歌』は、改訂版の第三幕第三場の歌曲である。いずれもウェールズが舞台で、地主一家と召使達が織り成す諷刺を主眼とする喜歌劇と言えよう。市井の下級牧師とは異なる、アプシンケン家付きの牧師に論者が着目したのも、ハノウヴァー王朝ジョージ二世夫妻と時の宰相ウォルポールとの緊密な関係が示唆された為である。特に『グラブ街オペラ』が公演禁止の憂き目を見たのは、 同劇で英国国教会と王室と政界の微妙な関係が、巧妙かつ洒脱にこき下ろされたことで、当局の逆鱗に触れた為であろう。, 論文(Article), application/pdf}, pages = {[65]--84}, title = {フィールディング劇管見その3 : 『ウェールズ・オペラ』から『グラブ街オペラ』へ}, volume = {12}, year = {2009}, yomi = {ノグチ, タテヒコ} }