@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00020359, author = {王, 昭武 and Wang, Zhaowu}, issue = {5}, journal = {同志社法學, The Doshisha Hogaku (The Doshisha law review)}, month = {Nov}, note = {中止未遂の成立要件として、中止行為が如何なるものであるべきかが、中止犯におけるもっとも重要な問題の一つである。本稿は、次のような三つの問題を提起して、それを考察することによって、次のことを主張したい。第一に、中止犯の要件としての「任意性」と「中止行為」の判断の順序について、中止行為、任意性という順序こそが論理的必然性があり、刑法理論の取るべき順序である。第二に、中止行為の態様について、着手中止か実行中止かという概念に拘る必要がなく、結果発生に向けて因果の経過が進行を開始したかどうかによってその態様を決める因果関係遮断説は適切である。第三に、中止行為の程度について、中止行為と既遂結果不発生との間に因果関係の存在が必ずしも必要ではなく、結果防止にとって必要かつ相当な行為を行えば足り、真摯性の要件は必要ではない。, 研究ノート(Note), application/pdf}, pages = {277--320}, title = {中止犯における中止行為についての一考察(一)}, volume = {60}, year = {2008}, yomi = {オウ, ショウブ} }