@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00020280, author = {西村, 和代 and Nishimura, Kazuyo and 西村, 仁志 and Nishimura, Hitoshi}, issue = {2}, journal = {同志社政策科学研究, Doshisha University policy & management review}, month = {Dec}, note = {筆者らは平成16年度から大学学外施設を利用した「子どもの居場所づくり」の実践に取り組んできた。それは、子どもたちをめぐる社会的課題に対応して文部科学省が3年間に渡って実施した「地域子ども教室推進事業」の一拠点としての開催をきっかけとするものであった。その事業が終了した現在(平成19年度)も、同志社大学大学院総合政策科学研究科ソーシャル・イノベーション研究コースの学外社会実験施設を活用し、継続して実践を行っている。着目すべきは、地域からのニーズに応える形で、地域住民、学生、教員との協働プロジェクトとして持続可能な運営のスタイルを模索しながら行われている点である。本稿は、筆者らの行った「あそびの達人教室」の実践において、子どもの居場所が地域の中に認知され、信頼され、定着する過程に焦点を当て、大学学外施設を利用した「子どもの居場所づくり」の意義について明らかにしたものである。まず、子どもをめぐる社会状況を概観し、子どもの社会性の獲得や自立に必要な人間関係形成の場や機会、それらを生むつながりを再生していくことが求められていることを述べた。続いて、文部科学省が緊急3ヶ年計画として取り組んだ政策背景を整理し、子どもの居場所として展開してきた「あそびの達人教室」を総括した。そして、「学校外教育」、「場」の観点から実践に対する考察を加え、こうした居場所が子どもと大人との関係づくりに寄与し、さらには子どもを媒介として結びついた大人同士の関係の形成をも促進することを論じ、課題と展望を述べた。, 論説(Articles), application/pdf}, pages = {1--16}, title = {大学学外施設を利用した「子どもの居場所づくり」の意義}, volume = {9}, year = {2007}, yomi = {ニシムラ, カズヨ and ニシムラ, ヒトシ} }