@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00019754, author = {上田, 誠 and Ueda, Makoto}, issue = {1}, journal = {同志社政策科学研究, Doshisha University policy & management review}, month = {Jul}, note = {小売商業政策は、第2次世界大戦以降、今日に至るまで、中小小売商業者対策の視点、流通近代化の視点、まちづくりの視点と、大きく政策意図をシフトしている。しかしながら、その間、一貫しているのは小売商業政策に内在する調整機能と振興機能が何らかの関係性を有して有機的に作用しているということである。 本稿では、小売商業政策において普遍的に存在しているかのようにみえる調整機能と振興機能の存在と、その相互作用に関心を持ち、2つの機能を主軸とするポリシーミックスに関する分析を試みた。まず、事例研究として、小売商業政策の3つの政策転換局面における政策形成過程とそれぞれの機能を有した政策相互の関係性を考察した。その上で、小売商業政策の政策形成関係者が、中小小売商業者、スーパー、百貨店など利害の対立する商業者で構成されていることとの関連からポリシーミックスが生まれることを明らかにした。更に、小売商業政策におけるポリシーミックスのメカニズムとして、「調整機能を主、振興機能を従とするメカニズム」、「実質的決定時期の分離に関するメカニズム」、「相互補完と二律背反(trade off)の両面を有したメカニズム」という3つの仕組みを導き出した。, 論説(Article), application/pdf}, pages = {93--113}, title = {小売商業政策とポリシーミックス : 調整機能と振興機能の関係性に関する考察}, volume = {8}, year = {2006}, yomi = {ウエダ, マコト} }