@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00015199, author = {山内, 富美 and Yamauchi, Fumi}, journal = {同志社政策科学研究, Doshisha University policy & management review}, month = {Oct}, note = {途上国を対象とした開発は、経済学の概念を基礎とした経済成長を促進する物的開発が主流であった。しかし、近年では、各国際会議の場などで開発理念が経済成長から人間中心型発展への移行に関する国際的合意が成立している。この人間中心型アプローチの意義は、途上国を対象とした開発の分野に限らず他分野においてもすでに周知のとおりであるが、それが国際的世論として浮上してきたテーマなのか、あるいは理論的潮流から必然的に登場したものなのか、背後関係を明らかにするため理論的分析による論理的帰結が必要であると考える。一方、開発が多くの実践的な課題と本質的に関連性をもつため、理論と実務の諸アプローチを対比し、理論から実務レベルへの影響、また反対に、実務レベルから理論への影響といった相互関連を検証する必要があると考える。なぜなら、90 年以降、「経済開発学」、「国際開発学」、「開発政治経済学」など、それぞれの研究者が自らの基盤とする専門領域からのそれぞれの呼称によって扱っており、開発学としての確固たる位置づけや全体的に見渡した鳥瞰図が十分に描かれていないように思われる。そこで、本稿では、まず第一段階として、経済学の原理や概念を標準として展開された従来の開発に関する研究の主潮を再検討し、各理論の意義、および限界について論じる。また、理論と実務機関から提唱された諸アプローチとの相互関連について考察する。, 研究ノート}, pages = {129--143}, title = {途上国を対象とした開発の理論研究と実践的政策の系譜}, volume = {1}, year = {1999}, yomi = {ヤマウチ, フミ} }