@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00011985, author = {福岡, 今日一 and Fukuoka, Kyoichi}, journal = {同志社政策科学研究, Doshisha University policy & management review}, month = {Mar}, note = {動物愛護団体や獣医師会にとって、ペットショップやブリーダー等の動物取扱業者は天敵なのか、それとも人と動物の共生社会を築くための仲間同志なのであろうか。事実、動物愛護団体等は、動物取扱業者の存在こそが多発するペット問題の元凶であると激しい非難を繰り返している。他方、ペットの社会進出の観点では、ペットがより私達と身近なものになったのも、ペットがより快適な生活を送れるようになったのも、動物取扱業者に寄与する点が多いはずである。動物と人間の共生社会実現には、関係者お互いが反目している現状では、実現不可能なことは自明の理である。互いに自分の意見だけ主張し、あらぬ誹謗中傷を続けることは、もはや終止符を打つべきである。そこで本稿では、まず人間社会の中でその地位を日増しに高めているペットの役割と、欧米と比べて動物文化が未熟とされるわが国の動物観を、次にペット問題の元凶とされるわが国の動物取扱業の歴史と現状から、その問題点を論じる。続いて京阪神の動物取扱業者をはじめとしたペット産業従事者に対して、2000(平成12)年10月に実施したペット産業動物愛護意識調査を基に、「動物取扱業者は、動物愛護意識が希薄である。」という動物愛護団体等の主張を検証する。調査の結果から、動物取扱業者は一般飼い主の意識と大差なく動物愛護の精神を有しており、動物愛護団体等の非難には妄信的な面があることを明らかとしながら、人と動物の共生関係の実現に向けて、動物取扱業者はどうあるべきかを考察する。, 研究ノート, application/pdf}, pages = {143--162}, title = {ペットショップは動物愛護意識を持っているか―ペット産業動物愛護意識調査報告―}, volume = {4}, year = {2003}, yomi = {フクオカ, キョウイチ} }