@article{oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00011982, author = {草間, 容子 and Kusama, Yoko}, journal = {同志社政策科学研究, Doshisha University policy & management review}, month = {Mar}, note = {近年、企業の倒産が増加しているのに伴い、賃金不払い事件も増加している。しかし一方で、労働債権を保護するための一応の規定はあるものの、その実体は現況に即していない不十分なものといわざるを得ない。また労働債権を確保するために機能しなければならないはずの立替払い制度が上手く機能しているとは言い難い状況にある。不況が続いていることからも、今後倒産や、賃金不払い事件の増加は必至であることから、より一層の労働債権の保護が必要となる。本論文では、まず、倒産状況と賃金不払い事件の現状を提示する。そして労働債権を保護する法的方法としての2つの柱となる、労働債権に高い順位の優先権を与えることで保護する方法と、立替払いによって保護する方法について諸外国と比較検討することで、これらがいかに不十分かを示す。そして今後これら制度の改革の方向性を示す。さらにこれら事後政策だけではなく、倒産以前における事前政策の重要性を示唆し、事前対策としてどのようなことを行なっていくべきなのかについても言及する。, 論説, application/pdf}, pages = {83--102}, title = {労働債権保護政策 : 企業倒産時における労働債権の保護}, volume = {4}, year = {2003}, yomi = {クサマ, ヨウコ} }